NEW 不動産の売却
2025/10/12(日)
離婚後の住宅ローンの支払義務者はだれでしょう?
こんにちは。
すっかり秋ですね。朝晩は涼しいというか寒いです。
季節の変わり目、皆様ご自愛ください。
今日は掲題の「離婚後の住宅ローン支払い義務者は、だれでしょう?」について
お話します。
正解は、連帯保証契約としているのか、連帯債務契約としているのかによって変わります。
連帯保証契約の場合
連帯保証契約の場合は、ローン支払い義務者が住宅ローンを返済していきます。
連帯保証契約は、債務(借金)の支払い者が返済不能になったときに、連帯保証になった人が
代わりに債務(借金)を返済する契約です。
例えば、夫がローン支払い者で妻が連帯保証人だったとしたら、夫がローンを払えなくなった時に
妻がローンを代わりに返済することになります。
あくまで夫がローン支払い義務者であるため、銀行(債権者)からの督促は夫に届きます。
妻は夫がローンを払えなくなった時に限り、銀行(債権者)からの督促が届くということです。
連帯債務契約の場合
1つの債務(借金)に対して連帯債務を負っている複数人が債務(借金)を返済しなければ
いけません。
例えば、夫婦で連帯債務契約をした場合、ローン支払い義務者は夫と妻の両方ということになります。
そのため、連帯債務契約の場合、ローンを滞納すると夫だけでなく妻の方にも督促がすぐに届いてしまいます。
住宅ローンを組むときは、充分に注意が必要です。
連帯保証なのか?連帯債務なのか?
夫婦でちゃんと話し合いが必要ですね。
住宅ローンを組んだ後は、変更できませんよ。